歴史あるアロマテラピーの世界

アロマテラピーには歴史があり、なんと古代エジプトにまでさかのぼります。

エジプトの遺跡やパピルスには現在のエッセンシャルオイルの原型と
思われる香油が記されており、
ミイラを作る時には防腐剤として使用されていたといわれています。
そして医療分野や化粧品としても広く利用されていたようです。

アロマテラピーの歴史は、言葉そのものが誕生する以前から世界中で親しまれていたのです。

絶世の美女といわれたクレオパトラがローズを
こよなく愛していたことは有名な話です。
クレオパトラは香樹園をもち、自分の部屋にバラの花びらを厚く敷き詰めていたといいます。

またムスクやシベットなどの香料も好んでいたと伝えられており、
彼女はアロマの香りで周囲の男性を魅了していたのかもしれませんね。

フランスにもアロマテラピーの歴史があり、医療の分野では
最も古くから活用されていたと考えられています。

昔は医学が発達していなかったため、肌に直接ぬったり
飲用するという方法が取り入れられていたようです。
現代では医療も発達し、アロマテラピーは自然の力を利用し
不快症状の軽減や予防、心身のバランスを整える自然療法として行われています。

ヨーロッパではアロマテラピーが非常に浸透しており、
代替医療として認知されるなど病院でも補完的に行われているんですよ。

日本ではアロマテラピーの歴史はまだまだ浅いですよね。
しかし香りを楽しむ風習は古くからあったようです。
平安時代には貴族たちの間に香りをつけることが流行し、
競い合ったと伝えられています。

ストレス社会と呼ばれる現代では、癒しを求める人が溢れています。
アロマテラピーでヒーリングをすることで少しでも勇気がでたり笑顔が増えれば良いですよね。