アロマオイルを使う場合の注意点

アロマオイルとはアロマテラピーの際に使用されるオイルのことで、
植物の持つ香りや有効成分によって心と身体を癒したり、
健康維持に役立てることができます。

人間は古くから植物を観て楽しむだけでなく、薬やお茶として活用するなど、
その生命力を活用して生活していきました。
現代では癒しの部分に最も活用されているのではないでしょうか。

アロマオイルは約３００種類以上もあると言われ、
その香りも効果も様々で価格にも大きな差があります。

アロマオイルは、水蒸気蒸留や圧搾、溶剤抽出などの方法で
抽出されているので、原型の植物の状態よりもうんと凝縮されています。
ですから使用する際には用量を守り、特に皮膚に直接つける場合には
正しい量で薄めて使いましょう。

そのまま使用するとかぶれる可能性があります。
敏感肌の人は、パッチテストを行ってから使用するのがおすすめです。

また香りが身体に合わない場合には気分が悪くなることもあります。
閉め切った部屋では嗅覚も麻痺しやすく、
せっかくのアロマオイルの香りが感じられなくなってしまいます。
換気をして気分転換することも大切です。

妊娠中の方や特に香りに過敏になっていますから、
控え目に使用する方が安心かも知れませんね。
アロマオイルを肌につけることは妊娠中には避けた方が良いとされています。

アロマテラピーはあくまでも自然療法で、
日本においては医療として考えられているわけではありません。
身体の不調が続く時には、アロマオイルに頼らずに病院で適切な処置を受けることが基本です。

アロマオイルは健康な状態で使用してこそ、癒され快適に過ごす役割を果たしてくれるのです。